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僕がその人と初めて出会ったのは、恐らく7年前だったと思います。
その頃僕は、大学卒業から10年強勤務した某日本企業を退職し、ある投資銀行に勤務していた頃だった。投資銀行と言っても、ゴールドマン・サックスだ、リーマン・ブラザースだといったメジャーどころではまったくなく、投資銀行出身のアメリカ人と外資系経営コンサルタント会社出身の日本人の二人が実質的に創業した小さな個人資本の企業であった。 ある程度の収入は保証されているものの、稼ごうと思えば自分で客を見つけなければならないという状況で、自ずと、少しでも、どこでも、コネを作ろうと必死であった。 ある時、情報収集の一環として、知人と食事に行く事になった。その知人は当時は某日本企業に勤務していたが、コーポレート・ガバナンスのスペシャリストで、その昔僕がコーポレート・ガバナンス関連の勉強会に企業から派遣されて参加していた時、講師の一人として参加された。 彼の話は面白く、その後何度もe-mailのやり取りをし、意気投合したため、機会があれば夜にでもって話を数年していた。 いよいよ二人でのディナーが実現した時、その知人が紹介してくれたのが、きっかけ。ただ、そのディナーの時はそれほど仲良くもならず、以後、単に年賀状のやり取りをするだけの関係であった。 当時、W氏は、某証券会社に所属し、しかしながら、ある公的機関に出向していた。 W氏はIR、つまり、Investor Relationship のスペシャリスト。 その後、W氏は、定年を待たずにその証券会社を退職し、自らの企業を立ち上げた。 いわゆる IR コンサルティングのビジネス。 この分野のビジネスは、既にプレーヤーはあったものの、母体企業のビジネス等に関連して、しがらみが多く、彼はしがらみのないIR コンサルティング事業をやりたいと言う一心で自分でビジネスを開始する事を決意した。 彼らにとってのお客さんは、株式上場・公開企業。しかし、そのお客さんを投資家に連れて行くのも彼らの仕事。 そのため、W氏は顧客開発と投資家との関係構築の双方をやっていた。 ある時、偶然にも僕が当時勤務していた投資顧問会社に訪問してきた。いわゆる飛び込みである。 その時、偶然にも対応したのが僕。 名刺を渡して僕に事業内容を説明する彼に対して、 「Wさんですよね。TommyBですよ。覚えていらっしゃいますか?」 と僕が話し、彼とて 「なんだ~、やっぱりTommyBさんかぁ。どうもそれ臭いと思ったよぉ」 なんて苦笑い。 この時はさほど関係が深くなるとは思わなかったが、その後、とってもとっても、親密な関係となるのでした。 続きは明日・・・
by tommyb
| 2005-11-13 17:20
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