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僕はウィスキーはほとんど飲みません。というか、飲みませんでした。しかし、数年前より、ごくごく限定的に飲むようになりました。
しかし、ウィスキーを飲むにしてもこだわりがある。 まず、昔のサラリーマンが飲んだような、ブレンド・ウィスキーの水割りってのは飲みませぬ。 そもそも、ブレンド・ウィスキーも好きではないし、水割りも好きではない。 これは一種のトラウマがあるのです。 高校時代から、親戚のおじさんや知人等に色々と飲みに連れて行ってもらい、そこで飲むのはたいていブレンド・ウィスキーの水割り。これを、まあ、最後はおトイレが友達になるまで飲むのです。この段階で、嫌いになりました。 さらに・・・。大学時代、ある知人が定期的にサントリー・ローヤルを送ってくれました。決して安くはない酒です。一緒に飲んだ時、僕が結構、飲む事を知り、自分のところに贈られるサントリー・ローヤルをくれたのです。彼はニッカ派でした。そして、会うたびに訊かれるのです。 「飲んでるか?」 別に、飲めと強制しているつもりは彼にはなかったと思いますが、僕には一種のプレッシャーのように感じられ、毎日、飲んでいました。 でも、水割りは嫌いだ。仕方なく、インスタント・コーヒー割をしたりもしました。なんて、もったいない! でも、これを毎日やってると、嫌いにもなりますわな。 さらにさらに・・・。僕らの時代の大学生は、コンパで一気飲みをさせられるのです。当時、「NEWS」や「Q」といった超安物で不味いウィスキーが発売されていました。これの濃い目の水割りを一気飲みさせられるのです。何杯も。それこそ、最後はトイレにお世話になるまで。 こうして、社会人になる頃には、僕は徹底的なウィスキーの水割り嫌いになっておりました。 その後、僕のウィスキー嫌いを治してくれたのは、あるイギリス人でした。 彼はある美味しいシングル・モルトを教えてくれました。 「ラガヴーリン」 これが美味い。 これをストレートで頂きます。 一対一で常温で水割りにすると香りが引き立つという人もいますが、僕の場合は、ストレートで頂きます。そして、たまにチョッピリ、チェイサーの水を頂きます。 これが美味い。 シングル・モルトを頂く時は、何も食べません。だから、自ずと二次会でしか飲めない。 和食を頂きながらシングル・モルトってのは、僕はしません。 ラガヴーリンを知って以来、他のシングル・モルトも試しています。バーテンダーに訊く時は 「何かピーティーなものありませんか?」 と、言います。 僕はまだまだシングル・モルト初心者です。でも、これからどんどん美味しいお酒に出会えると思います。いつか、シングル・モルトの本場に行って、蒸留所めぐりをしてみたいものです。 シングル・モルトをストレートで、おつまみなし。 これが僕のウィスキーの飲み方のこだわり。 ********** 人気ブログ・ランキングに参加しています。 気に入っていただけたら、下をクリックして下さい。 コメントも残していただけると嬉しいです。 人気blogランキングへ 自己最高位は16位です。 その後少し下がりましたが・・・ 皆様のご支援、感謝いたします。 引き続きよろしくお願いいたします。
by tommyb
| 2006-01-08 14:51
| こだわり
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